劇画暴露本

世間では暴露本が話題になってるようなので便乗して・・

劇画の佐藤まさあきさんの「『堕靡泥の星』の遺書」(1998)と
「プレイボーイ千人斬り」(2000)です。
これまで関係した女性を語ったどエライ本!

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実はまったく同じ
著書ですが、後者は女性の顔写真の目線が消されており、
名前もイニシャル表記に訂正されてます。
数々の遍歴がありウラヤマシイ限りですが、一昨年亡くなった時は
早朝犬の散歩先で倒れている所を新聞配達員に発見されたのだとか・・

劇画についての自伝「劇画の星をめざして」は色んな作家の知られざる
エピソード満載でよく書けるなあ〜と思ってしまう内容もあったり。
絶版状態なのも何か原因があるのでしょうか。

数年前、道出版という出版社から代表作の復刻本が出てたように
思いますがどこかクドイ絵が苦手で、実は劇画の作品自体は
いまだ読んだ事がありません。
まだ先生がご存命中、何かのイベントで直筆色紙をゲットできる
チャンスもあったのですが、機会を逃してしまいました。

コミックパークさんからオンデマンド出版で復刻本が出てるようですが
どの作品からまずは読んだらよいやら。
さいとうたかを先生のゴルゴ初期のような異国情緒のある
ハードボイルド作品で、何かおすすめ作品があればぜひ教えて下さい。