松本人志「大日本人」特番

日テレ「ゲツヨル」松本人志特番を見た。
今週末に迫った監督第一作映画「大日本人」。自分も楽しみだ。
ラジオ「放送室」では数年前から映画制作をほのめかしながらも
実際の現場での制作に前向きな姿勢を示そうとしなかったのに・・
それがここまで来たのだからすごい事だ。
ここ数日の雑誌媒体への登場数もすごいが、今イチ「コレ!」といった
決定的なインタビューにどうも出会えない気がする。

映画は松本演じる「苦心のわりには報われないヒーロー」を
描いたものだそうなので、笑いの中にも
自身の心情が込められた作品になっているのだろうか。
また、新しい手法が斬新、ラストはグダグダ・・という前評判も気になる。

もし仮に映画が不評だったとしても、
それはそれで映画の主人公の姿と本人が重なるのかな〜と
勝手に想像する。
たけしと松本がカンヌで密かに会った際、最低5作は作り続けるべきと
アドバイスを受けたそうだが、確かにこれまでの日本のバラエティー寄りの
映像作りが海外で通用する事は 難しいと思う。
映画監督と現場スタッフとの相性も大きいだろうが、それは恐らく経験の中で
培われるものだろう。
また、イイ映画には映画特有の匂いが出るものである。
映像の豊かさは、お笑いを追求する姿勢だけでは出ない気もする。
・・もちろん、実際に鑑賞するまでは推測にすぎない話だが。

今週末は例え劇場が混んでても、足を運ぼうと思っている。