ポニョ感想（バレ多数注意）
監督の年齢からすると、原案やキャラデザでも十分な所、見事でした！
近年なかったオープニングのタイトルアニメが復活。
その音楽も意外にもオペラ調の女性ボーカルで、
元気なおこさまソングを想像してたので意外でした。
オペラ歌手・林正子という方のサイト
http://www.masakohayashi.com/sound/sf.mp3
こんな感じでオープニングです。
全体的にジブリ美術館アニメの豪華版という印象。
どことなく過去の作品を彷彿させるシーンもあったり。
（岸壁を小型車が疾走、親子のライト信号での交信シーンは泣けました）
魚のポニョを主人公・宗介は「守ってあげる」と誓うのですが、
ハイジの如く元気な人間姿のポニョに再会以降は
圧倒されっぱなしで宗介には手に負えてないような（笑）
思えば、当時の年頃は男の子より女の子の方が先に
大人びていく傾向があるのでミョーに納得でした。
主人公一家の構成は、ある意味トトロと対になっていたのは
時代を反映したのか。俳優陣の声優には違和感なかったのですが、
主人公が優等生すぎ、若干媚びてる印象を受けたのは、
やや残念。
また、毎回印象的なサントラは今回、一度見た限りでは
あまり印象的なフレーズ曲が少なかったような。
それとも、二度、三度とくり返すと響いてくるのだろうか。
全編を通して楽しかったのには違いはないですが、
正直後半はもう少しシンプルな構成で良かったと思います。
途中から展開を見失った感があるので、ぜひ次回は
そのへんを注意して見ようかと。
余談ですが、ポニョ母が叶美香にみえた(笑)
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