ひとり「悪名」大会

先週から空いた時間にDVDで勝新太郎の「悪名」シリーズを
見ている。
はじめてこのシリーズで見たのはシリーズ後半の
「悪名一番勝負」で、安田道代と江波杏子の魅力に
惹き付けられたが、やはり一作目〜四作目あたりまでの
シリーズ前半の作品がイキイキしていて面白い!

若き日の中村玉緒も出て来てびっくりするが、
なんといっても琴糸役の水谷良恵(現・八重子)の
幸薄い雰囲気が好きだなあ〜
でも、シリーズ後半「悪名幟」では元気な役すぎて
自分的にはあんまり・・
水谷八重子をネットで検索してみると現代も女優として
成功しておられるようで嬉しかった。(唄もうたってるらしい)

ヒル役が多い田宮二郎のヤンチャぶりもイイし
(「続・新悪名」ではギタープレイも披露)
毎回の悪役のボスも、観客におっかない印象を与えるか効果が
よくできてると思う。(シルクハットの親分には笑った)

シリーズ後半になるとちょっと作り込みがパターン化されていくのが
悲しいが、製作された時代の求めるものがかわっていったのかも。