怪作「ロバと王女」

渋谷Bunkamuraにて映画「ロバと王女」を見る。
http://www.cetera.co.jp/roba/
ロシュフォールの恋人たち」のジャック・ドゥミ監督とルグランの
音楽のコンビによる1970年の作。
上映当時のパンフを古本屋で見てひとめぼれして実際に見れる日を
心待ちにしてました。

なぜロバ?!

というのが第一印象。
その「なぜ?!」は見終わった後にも続き、
頭の中はグルグルと・・

このおとぎ話を映画化するのが監督長年の希望だったらしく
衣装、小道具にこだわりが感じられました。(必要以上の 笑)
ドリーミーな音楽を背景に夢物語は延々と続き・・
(サントラ最高傑作!)

撮影現場を遠くから眺めていたら最高のコントだった事でしょう。
インスピレーションを沢山くれる愛すべき作品です。

映画を見るにも、作品そのものが面白いパターンと
自分にとって得られるものが大きいかというパターンがあるとすれば
今回は後者ってことで(笑)