こども図書館、レインボー戦隊ロビン

午前、上野にある国際こども図書館へ。
「MBマガジンブックス 人気まんが家なんでも百科」という
昭和45年の本が見たくて検索したらこの図書館に置いてあるそうで。
ネットで蔵書が検索できるってすごい!
藤子先生や平田弘史先生など当時一線で活躍されてたマンガ家の
生い立ちがこどもファン向けに紹介されてて大変イイ本でした。
これまで知らなかった「木乃美光」という方の線が楽しく、
ついコピーしてしまいました。
(その後、児童図書「ぴょこたん」を描かれた方だそうです)

他に収穫は、関谷ひさし先生が1987年にくもん出版より書き下ろした
学習まんが「みぢかな動物」や児童図書「黒ひげ大将」の挿絵、

そして一度見たかった宇野亜喜良さん超初期の絵本作品
「青い鳥」「ヘンゼルとグレーテル」!!
作風が今と違い和田誠さんのようなかわいいタッチだけど
完成度が高く、その後このタッチを使わなくなってしまったのが
勿体無いくらい。もって帰りたかった(笑)

国会図書館だけあり、こども図書館にはまだまだすごい蔵書が
ありそうなのでまたチェックして来よう・・

その後、西荻窪「杉並アニメミュージアム」にて東映動画展と
鈴木伸一館長による「レインボー戦隊ロビン」に関するレクチャー。
会場は前回の手塚先生の時より席がうまっており熱気を帯びてました。

最初「ロビン」は「ヒカル」という名の予定だったが
洋風がいいという事から変更になった話や、グループで闘うのは
「7人の侍」や連載開始間も無い「サイボーグ009」のの影響、
ペンネーム「風田朗」は当初、鈴木館長が投稿時代に「カゼタアキラ」
という呼び名で使ったつもりが寺田ヒロオさんが「フータロー」と
呼び出したのでそっちが仲間内で定着した話など披露されました。
(作品本編についてはあまり記憶が薄れてる様子でしたが 笑)

また、元スタジオゼロスタッフもその後のアニメ業界で活躍されてる
方もあり、雑誌「COM」で完成度の高い作画をされてた萩村純忠さんは
現在、クレイアニメ「ピングー」を手掛けられてたり
田中すすむさんという方はディズニーアニメを手掛けられたそうです。
これらの話は初耳で大きな収穫でした。

東映動画展の内容はいつもながら狭いスペースながらも
白蛇伝」人形が展示されており、ファンの方はこれだけでも
見る価値アリかもしれません。