マンガ少年

DVDを返却しにいったついでに古本屋寄ったら
78,79年の雑誌「マンガ少年」が200円であったので10册程購入。

現在、マンガ界を引っ張ってる評論家世代はこの時代が
出発点だったんだなーと思いパラパラと。

この当時はSFアニメブームの頃という印象が強いので
正直あまり興味を惹かれる時代ではないな〜と思いきや
永島慎二先生やあすなひろしなんかも載ってたりで
随分バリエーション豊かだったのね。
みなもと先生の「お楽しみはこれもなのじゃ」は
現行本未収録があるなら見なくては。
藤子F先生の短編のカラーイラストが小さめに表紙に掲載されてて
勿体無い。もっと大きな扱いで見れる本が欲しい!
石森先生、対談で009完結編について語ってるのに
萩尾先生突っ込み不足!

「COM」では海外作品の紹介とか積極的に掲載されて興味深かったけど
「マンガ少年」の読者は「キャラクターファン」的なノリが
強いようで、自分にはあんまし肌に合わない感じ・・
しかし、現在の海外ファンにはこういう部分が受けてるのかと
思うと複雑な気分。

SFモドキの短編を描いてた無名の新人の作品は
当時の時代の流れに乗って描いてたのかもしれないけど
20年も経つと影響されてるものが透けて見えてイタイというか・・
自戒しよう。